多重複合検索法
真に必要とする情報をメディアの主活用で巧みに抽出複合、解析判断の上、企業経営実行上への資とし得る管理概念手法のこと。
概念的理解
情勢を的確に見極め、事象として認識するのが外延なら、その中より真に当事者に必要と考えられるものをより出すのが内包であり、このことが情報管理にそのまま適用できる。つまり、役立つ資料の抽出/創成に尽きるという概念。
OVAの生い立ち
産業構造/技術の革新や消費者志向の変化が著しい現社会情勢の中で企業が真に必要とする情報は、内部留保の経営的資源より、むしろ、先進先端エリア指向の資となる外部諸情報の抽出参照考察で一挙に解決という面に重点が移りつつある。知識集約型産業での代表ともされるエンジニアリングでは、特にこの傾向が強い。
しかし機に即して迅速かつ適切に数多豊富な外部情報源すなわちデータベース群から有効妥当な情報を引き出すためのアクセスにはいろいろな障壁があった。内外でのこの種手法への研究もまたきわめて多いが、いずれも一部の組合せあるいは問題点克服の紹介の城を出ず、普遍共通理念として本質的に手法化されたものがなかった。
もともとがオンラインの特性を十二分に活用するものであるだけ、自然、システム運用的な要素が多く、その差、特にコマンドとフローの違いが活用展開をはばむ大きな要因であったといえる。しかも本様相はシステム効果面の競争とも相侯って次第次第に複雑化の一途をたどってきた、「多重複合」と名づける本解析法はこの降路/問題点を端的に克服し、より確実により早く、しかもより容易に企業経営寄与情報を組立てて得る技術として開発し、完全実用の域にまで昇華しえたものである。
koushiru事務局
最新記事 by koushiru事務局 (全て見る)
- 設備の生産性とは|生産性の測定と活用のポイント(その2) - 2020年4月3日
- 生産性の設定とは|生産性の測定と活用のポイント(その1) - 2020年3月23日
- IE適用技術から見た生産性の3側面 - 2020年3月13日