ここでは、多くの講師の中から自分を指名してもらうためのコツをご紹介します。
- ご自身のプロフィールを充実させ、指導実績をアピールする
- ご自身の専門領域に関するコラムや動画を多く登録し、指導力をアピールする
- 対応可能エリアを広げる
1. ご自身のプロフィールを充実させ、指導実績をアピールする
まず講師の皆様に行っていただきたいのは、ご自身のプロフィールを充実させることです。
なぜかというと、多くのお客様はしっかりと情報収集をして調査を済ませた上で、問合せをしてくるからです。
一説によると、BtoBビジネスにおける買い手は、営業担当と接触する段階で意思決定プロセスの57%を済ませているといいます(参考:ハーバードビジネスレビュー、July-August、2012)。つまり、問い合わせる前の段階で、6割方「この人に頼もう」と思ってもらう必要があるということです。
お客様がまず重視されるのは、この人になら講演・講義を依頼しても大丈夫そうだという安心感です。そのため、プロフィールを充実させて指導実績をアピールすることが、問合せていただくための第一歩となるのです。
2. ご自身の専門領域に関するコラムや動画を多く登録し、指導力をアピールする
プロフィールをチェックして安心したお客様が次に確認したいことは何でしょうか? 講師の皆様が持つ指導力です。そのために必要なのが、ご自身の専門領域に関するコラムや動画の登録です。
専門的なコラム・動画を投稿することで、その領域に対する造詣が深いことをお客様に示すことができます。
コラム・動画は分かりやすいことも大切です。専門的な内容を分かりやすくかみ砕いて説明することは、指導力が高い講師である判断ポイントになります。
また、せっかく作成したコラム・動画も見ていただけなければ意味がありません。そのためには投稿数を増やし、多くのお客様の目に留まる機会を増やすことが効果的です。ぜひ、積極的な投稿をお願いいたします。
3. 対応可能エリアを広げる
特に地方のお客様は、自社の近くで講義・講演を行えるかどうかを気にする傾向にあります。自社の社員を遠方に派遣すると、交通費や宿泊費などの金銭コストに加え、移動などの時間コストもかかってしまうからです。
特に製造業のお客様は地方に拠点を持つことが多いため、対応可能エリアを広げることで問い合わせの機会損失を防ぐことができます。
新幹線や飛行機を使えば、半日もあれば日本各地に移動することができます。対応可能エリアを広げ、機会損失を減らすようにしてみてください。